卒業生の修論を読む

[ShogoHirasawa]

藤原寛奈先輩の研究(https://labo.wtnv.jp/2022/03/blog-post.html)

気づいた点

• 〇〇の制作⼿法を開発することが研究目的になっている。
• 本研究の貢献は〜の部分で社会的な意義について触れている。
• ハイブリッドイメージの⽣成には数学的素養があって作成が困難。このギャップを埋めるための研究。
• 関連研究ではこれだけギャップがあるんだよ。一方で、ハイブリッドイメージを使いたいニーズはめちゃくちゃあるんだよってことをアピールするための章になっている。
• 背景画像は、実際に相⼿に向けて使⽤せずとも、画⾯を鑑賞するたびに、ソーシャルディスタンスを意識できるという利点があると考える。って書いてあるけど、これってあなたの感想ですよね？って思った
• 作品をブラッシュアップする過程の分析の部分が主観的で定量的な計測を行わず良し悪しを判定しているけど、これはアートの分野だからありなのか？
• ワークショップの結果、参加者は数学的素養がなくともって書いてあるけど、おそらく被験者は東大生？であることを考慮すると数学的素養は少しはあるのでは？とも思った。
• 関連研究からの研究目的の説明へのもって行き方は参考になりそう。一方で、アート偏向の論文なので参考にできる部分とそうでない部分は明確に把握する必要あり。

  三上さんの研究

  はじめに 概要は4文のまとめ 背景はどこの穴を埋める（新規制があるかを指摘） 目的はその穴を踏まえて何を埋めようとするのか

関連研究は自分が埋めようとする穴がどのように研究、リサーチされてきたかを読み手に伝えるために書く場所。結論をまず書いて、なぜその結論（穴）が生まれたかを説明するために先行研究を紹介する。 最後にはその穴がなぜ生まれてしまったのか、生まれてしまうのかを改めて提示。ここが研究目的とブレないようにすること。

指針では、関連研究から見えた穴の中の具体的にどの部分を本論文で明らかにするのかを提示する。粒度感を細かくする作業。

なぜその技術を採択したのかを社会課題、既往研究で指摘されている課題感と絡めながら説明すること。

インターフェース作成における工夫点は盛り込むこと