ShogoHirasawa / 2023-syuron

修士課程 卒論用リポジトリ
1 stars 1 forks source link

2023/09/25 渡邉研 発表 #14

Open ShogoHirasawa opened 11 months ago

ShogoHirasawa commented 11 months ago

目次

1. はじめに

2. 関連研究

3. 研究方法

4. システム設計

5. 実装

6. 検証

7. 結果と考察

8. 結論

9. 謝辞

10. 参考文献

11. 付録

1. はじめに

2. 関連研究

3. 研究方法

4. システム設計

5. 実装

6. 検証

7. 結果と考察

8. 結論

概要

本研究では、洪水被害による通信インフラの障害が発生した地域で一般市民がハザードマップにアクセスする手段として、Raspberry Piを基盤としたオフラインWeb地図サーバーを提案する。オープンソースソフトウェア(OSS)、オープンソースハードウェア(OSHW)、オープンデータを活用し、低コストかつ高度にカスタマイズ可能なシステムを開発した。このシステムは二次利用も容易である。洪水被害を模擬したオフライン環境での接続試験を行い、1世帯に1端末で1-4デバイスのアクセスを想定して検証を行った。ユーザビリティテストを通じて、提案したWeb地図サーバーが洪水被害による通信インフラの障害時に高いアクセス性を持つことが確認された。

4文作成

https://github.com/users/ShogoHirasawa/projects/6?pane=issue&itemId=37573328 目的: 本研究では、洪水被害後の通信インフラダウン時において、、一般市民はハザードマップにスムーズにアクセスするためのRaspberry Piを基盤としたオフラインWeb地図サーバーを提案する。

自治体が使うことを盛り込む ベンダーロックイン(スターリンク等々)

手法: 初期研究ではオープンソースソフトウェア(OSS)、オープンソースハードウェア(OSHW)、オープンデータを用いた。特に、OSSとOSHWの活用により、システムは低コストで高度にカスタマイズ可能であり、二次利用が容易である。Raspberry Piは、その低コストと災害時における持ち運びや電力供給の容易さから選定した。

検証: シミュレーション環境: 洪水被害を模倣したオフライン環境を設定し、通信インフラがダウンしている状況を再現する。 スマートフォンとRaspberry Piベースの地図サーバーとの接続を1-4端末で試験した。ユーザビリティテスト: 志願者を募り、システムの使用感やアクセス速度、避難ルートの正確性を評価。アンケートとインタビューで改善点を収集する。

結論: オフライン環境下でのユーザビリティテストにより、提案したWeb地図サーバーが高いアクセス性を持つことが確認された。さらに、OSSとOSHWの活用により、システムは低コストで二次利用が容易であることが明らかとなった。

進捗

メモ

ShogoHirasawa commented 11 months ago

修正ver

目的: 本研究では、洪水被害後の通信インフラダウン時において、一般市民がスマートフォンを通じてハザードマップにスムーズにアクセスするためのオフラインWeb地図サーバー(以下本サーバー)を提案する。

手法: オープンソースソフトウェア(OSS)、オープンソースハードウェア(OSHW)、オープンデータを用いて設計を行った。 研究を通じて、Googleを始めとした地図サービスは企業が地図の著作権を保有しているため、二次利用がしにくいことがわかった。本研究は自治体が市民に本サーバーを用いて市民にハザードマップを配布することを想定し、ベンダーロックインのかからにように、OSS、OSHWを用いて作成した。著作権の問題以外にも、OSSとOSHWを活用することにより、低コストで高度にカスタマイズ可能であり。ハードウェアで用いたOSHWであるRaspberry Piは、その低コスト性と災害時における持ち運びやすさや、消費電力が小さいことから、ハザードマップとして提供する上で有効であることがわかった。

利用ユーザーは一般市民を想定しているため、高度な知識や経験がなくとも万人が使えるように、UI/UXを工夫した。Chrome、Safari、Firefoxといったブラウザアプリが使うことができれば誰もが使える設計にした。具体的には、本サーバーにQRコードを付随させ、それをスマートフォンのカメラで読み込むだけでブラウザ上で地図の表示を可能にした。

スマホアプリケーションとして地図を配信するのではなく、ブラウザを通じて配信することで、OSによるベンダーロックインを回避することができる。iOS、Android問わず誰もが地図にアクセスすることができる設計を施した。

検証: シミュレーション環境: 洪水被害を模倣したオフライン環境を設定し、通信インフラがダウンしている状況を再現する。 スマートフォンとRaspberry Piベースの地図サーバーとの接続を1-4端末で試験した。ユーザビリティテスト: 志願者を募り、システムの使用感やアクセス速度、避難ルートの正確性を評価。アンケートとインタビューで改善点を収集する。

結論: オフライン環境下でのユーザビリティテストにより、提案したWeb地図サーバーが高いアクセス性を持つことが確認された(といいな)。