There is an English version in here.
Rakuten Web Service SDK for PHP は、PHPアプリケーションから 楽天が提供しているAPIに、簡単にアクセスすることができるSDK (Software Development Kit)です。
以下からSDKをダウンロードすることができます。
また、RWS PHP SDK は、Packagist にパッケージ登録を行っています。 そのため、 Composer を通してパッケージを入手することができます。
composer を入手します
curl -s http://getcomposer.org/installer | php
あなたの開発プロジェクトのルートに composer.json を作成します。
{
"require": {
"rakuten-ws/rws-php-sdk": "1.*"
}
}
composer を通してパッケージを入手します
php composer.phar install
事前に、楽天ウェブサービスのドキュメントページ(http://webservice.rakuten.co.jp) にて、アプリ登録を行ってください。
このドキュメントと同じディレクトリにある autoload.php を読み込むことにより、 SDK の利用準備が整います。
ユーザ認証の必要のない、APIについては、以下のように情報を取得することができます。
<?php
require_once '/path/to/sdk-dir/autoload.php';
$client = new RakutenRws_Client();
// アプリID (デベロッパーID) をセットします
$client->setApplicationId('YOUR_APPLICATION_ID');
// アフィリエイトID をセットします(任意)
$client->setAffiliateId('YOUR_AFFILIATE_ID');
// IchibaItem/Search API から、keyword=うどん を検索します
$response = $client->execute('IchibaItemSearch', array(
'keyword' => 'うどん'
));
// レスポンスが正しいかを isOk() で確認することができます
if ($response->isOk()) {
// 配列アクセスによりレスポンスにアクセスすることができます。
var_dump($response['hits']);
} else {
echo 'Error:'.$response->getMessage();
}
RakutenRws_Client::execute() には、API名、パラメータ、バージョンを 指定します。そのうち、バージョンについては省略することが可能で、 省略した場合、自動的にSDKが指定した最新バージョンを選択します。
以下のAPIはレスポンスが、Iterator に対応しているため foreach で 情報(商品情報・施設情報など) を順次取得することが可能です。
以下が例です。
<?php
require_once '/path/to/sdk-dir/autoload.php';
$client = new RakutenRws_Client();
$client->setApplicationId('YOUR_APPLICATION_ID');
$client->setAffiliateId('YOUR_AFFILIATE_ID');
$response = $client->execute('IchibaItemSearch', array(
'keyword' => 'うどん'
));
if ($response->isOk()) {
// レスポンスを foreach でアクセスできます
foreach ($response as $item) {
echo $item['itemName']."\n";
}
} else {
echo 'Error:'.$response->getMessage();
}
FavoriteBookmarkAPI (楽天ブックマーク系API) のようなユーザ認証が必要な APIを使う場合は、 access_token を取得する必要があります。
まず、ユーザを認証ページに誘導してください。認証ページのURLは、以下のように取得することができます。 この時、 RakutenRws_Client::getAuthorizeUrl() には、API利用スコープを設定することを忘れないください。
<?php
require_once '/path/to/sdk-dir/autoload.php';
$client = new RakutenRws_Client();
// アプリID (デベロッパーID) をセットします
$client->setApplicationId('YOUR_APPLICATION_ID');
// Secret をセットします
$client->setSecret('YOUR_APPLICATION_SECRET');
// リダイレクトURL (ログイン後に戻ってくるURL) をセットします
$client->setRedirectUrl('CALLBACK_URL');
// 認証ページへのURLを取得します
// APIドキュメントを参照の上、利用スコープを指定してください
echo $client->getAuthorizeUrl('rakuten_favoritebookmark_read');
認証が成功すると、CALLBACK_URL に code というパラメータ付きで 戻されます。以下のように、code から access_token を取得することができます。
<?php
require_once '/path/to/sdk-dir/autoload.php';
$client = new RakutenRws_Client();
// アプリID (デベロッパーID) をセットします
$client->setApplicationId('YOUR_APPLICATION_ID');
// Secret をセットします
$client->setSecret('YOUR_APPLICATION_SECRET');
// アフィリエイトID をセットします (任意)
$client->setAffiliateId('YOUR_AFFILIATE_ID');
// リダイレクトURL (ログイン後に戻ってくるURL) をセットします
$client->setRedirectUrl('CALLBACK_URL');
// code から access_token を取得します
// 失敗すると null となります
if (!$client->fetchAccessTokenFromCode()) {
echo "Error: アクセストークン取得失敗";
die();
}
// FavoriteBookmarkList で お気に入りブックマークを
// 10件取得します
$client->execute('FavoriteBookmarkList', array(
'hits' => 10
));
if ($response->isOk()) {
foreach ($response as $item) {
echo $item['itemName']."\n";
}
} else {
echo 'Error:'.$response->getMessage();
}
RakutenRws_Client::setProxy() で、プロキシを通してAPIにアクセスすることができます。
以下が利用例になります
<?php
require_once '/path/to/sdk-dir/autoload.php';
$client = new RakutenRws_Client();
$client->setProxy('proxy-host.example.com:port');
$client->setApplicationId('YOUR_APPLICATION_ID');
$client->setAffiliateId('YOUR_AFFILIATE_ID');
// このリクエストは、プロキシを通して行われます。
$response = $client->execute('IchibaItemSearch', array(
'keyword' => 'うどん'
));
バージョン1.1 では、APIの廃止に伴い、以下の操作ができなくなりました。
代わりに、新バージョン・統合されたバージョンを利用することができます。
この SDK は、オープンソースです。 MIT License の下で利用することができます。
もし、あなたがSDK中に間違えを見つけた場合は、こちらから バグ報告を行ってください。
また、Pull Request を歓迎しております。 Pull Request を行う場合は、こちらのレポジトリ に対して、 送信してください。