◼︎ サービス概要
楽器や歌唱等、音楽の演奏を趣味とする人がマップや住所、特定の条件から検索をして演奏の練習施設を探すアプリです。
カラオケやスタジオ、市民会館といった練習可能な施設の位置、料金、施設のスペック等の情報を閲覧できます。
また、その練習施設を使用しての口コミ等を他ユーザーと共有したり、プロフィールでマイ楽器を自慢することができます。
◼︎ このサービスへの思い・作りたい理由
私は平日は会社員として勤務、休日は複数の吹奏楽団体やバンドに所属してサックスを演奏し音楽活動を行なっています。
音楽活動の中で欠かせないことが「練習」です。
団体で合わせて行う「合奏練習」や、その合奏練習を行うために「個人練習」を行っています。
音楽は、練習がモノを言う世界です。
ですが練習を行うにあたって、必ず苦労するのが「場所の確保」と「場所のコスト」です。
スタジオは予約が埋まり、見つけたカラオケは満室だったり、はたまた楽器演奏禁止であったり…
市民会館等の音楽室で練習する方が料金も安いのですがそんな情報がまとまっているサイトはなく、
わざわざ市のホームページを探しに行かなくてはなりません。
私自身も(この地域に住んで⚪︎年経つけれど、そんなところに音楽室があるのを初めて知った!)
ということを先日経験しました。
また、集団での音楽活動では適した収容人数の会場を探すことに苦労をしたり、
場所によってコストもピンからキリまで、制限や付帯設備にも違いがあります。
音楽団体においてどの団体の運営メンバーも、口を揃えていうのは
「場所を見つけて取るのが本当に大変だった」というセリフです。
そんな「練習場所をもっと手軽に見つけられたら…」「最安値で練習したい…」
「実際に会場入りする前に、ある程度使用感を知りたい…」という
音楽ユーザーの悩みを解決すべく、このサービスを発案しました。
また、演奏活動を行う人々は自分の楽器がものすごく可愛いものです。
高いお金を払って買った我が子を自慢したくてしたくてたまりません。
せっかく楽器を扱うユーザーが集うことを想定したサービスであるため、
プロフィールを通じてマイ楽器の情報や、楽器の写真を自慢できる機能も搭載します。
音楽の練習場所を探しながらユーザー同士楽器を自慢できる、楽器好きのためのサービスを展開します。
◼︎ ユーザー層について
楽器演奏や歌唱等の音楽を趣味、または仕事にしている人。
◼︎ サービスの利用イメージ
ユーザーがこのサービスをどのように利用できて、それによってどんな価値を得られるかを簡単に説明してください。
- 音楽の練習をしたい人が練習施設を探す際にマップを用いたり、駅名や住所を検索フォームに入力して練習場所を探す。
→ 現在地から一番近い練習会場を知ることができ、外出先であってもスムーズに音楽練習の場所に行くことができる。
→ 転居を検討している場合に、転居先候補に音楽練習ができる施設があるかを調べることができる。
→ 料金や施設の情報を閲覧できるため、自身のお財布事情や練習する人数、楽器の種類に対応した練習会場を探し出すことができる。
→ いちいち検索サイトで「〇〇(地域名) スタジオ」「⚪︎⚪︎(地域名) カラオケ」など検索しなくてもこのアプリ一つで検索すればカラオケもスタジオも検索結果に出てくる。
- 練習施設を利用したユーザーが、施設情報に情報を追加や編集したり、口コミを他ユーザーと共有する。
→ ユーザーによる情報追加や編集を可能にすることで、
→ 施設を実際に利用してみなくてはわからない使用感等も、口コミを通じてユーザー同士で共有することができる。
- メインであるマップ機能と検索機能は、ユーザー登録をせずとも利用できる。
→ 幅広い音楽ユーザーに気軽に練習場所を探してもらうため、検索機能を使用してもらえるようにする。
→ いたずらに施設情報を書き換えられてしまうのを防止する。
- ユーザープロフィールに使用楽器の情報や楽器の写真を掲載できる機能を搭載し、一覧化。
- ユーザー同士いいねを付けることができる。
→ マイ楽器を自慢でき、いいねが付くことで自己肯定感や練習モチベーションが上がる。
→ 他ユーザーの楽器やセッティングを知ることができ、音楽活動の参考になる。
◼︎ ユーザーの獲得について
■ サービスの差別化ポイント・推しポイント
似たようなサービスが存在する場合、そのサービスとの明確な差別化ポイントとその差別化ポイントのどこが優れているのか教えてください。
独自性の強いサービスの場合、このサービスの推しとなるポイントを教えてください。
- 音楽演奏可能施設に特化した検索アプリやまとめサイト等は存在しない。
Googleでカラオケを検索しても演奏活動を行うユーザー目線の情報は出てこない。
施設の情報だけでなく、演奏活動を行うユーザー視点での情報共有ができる。そういった点はこのアプリ唯一だと思われる。
- カラオケとスタジオ、公共の施設が全てまとめて検索することができる。
それぞれ個別で検索しないと出てこない情報を、まとめて検索できる点は便利。
- 検索機能だけでなく、ユーザープロフィールを通じて楽器自慢ができる。
楽器の写真や楽器に関する情報を記載して発信して自慢し合うことができ、楽器愛に溢れたアプリとなる。
練習場所だけでなく、人の楽器のセッティングを見ることで楽しく演奏活動のヒントを得ることもできる。
■ 機能候補
MVPリリース時
< 検索機能 >
- マップ検索
- フリーワード検索(住所、駅名、施設名、カテゴリ)
- 基本的な施設情報(施設名、所在、公式サイトのURL、電話番号、料金)
※データの登録範囲は東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県まで
< 認証機能 >
- ユーザー登録
- ログイン、ログアウト機能
- ユーザー情報編集機能
< マイページ >
- ユーザープロフィール
- 口コミ投稿一覧
- ブックマーク一覧
本リリース時
< 検索機能 >
- 追加の施設情報(施設ルールや設備、特色等の備考タグ)
- データの登録範囲の拡大(全国)
< 投稿機能 >
- 施設のブックマーク機能
- 口コミ投稿機能
- my楽器投稿機能(写真、楽器の種類、コメント)
- 他ユーザーのmy楽器投稿一覧機能
- my楽器投稿へのいいね機能
< 認証機能 >
- パスワードリセット機能
- ユーザーが施設情報を編集できる機能
< その他 >
■ 機能の実装方針予定
使用する機能 |
カテゴリ |
使用技術 |
開発環境 |
Docker |
フロントエンド |
Rails 7.0.8.4, JavaScript |
バックエンド |
Rails 7.0.8.4, Ruby 3.2.2 |
データベース |
PostgreSQL |
Web API |
Google Maps API, Google Places API |
gem |
sorcery(ユーザー登録,管理), carrierwave(画像投稿), turbo-rails(ブックマーク、マップ), google maps(GoogleMapsAPI) ,google_places(Google place API) |
- 施設の情報をどのように集め、どのようにアプリに登録するか?
・「施設名」「所在」「公式サイトURL」「電話番号」「料金」
→ Google Place APIを用いて、データを取得。csvファイルに落とし込む。csvファイルをデータベースへ落とし込む。
・「演奏可/不可」「付帯設備」「収容人数」「施設のルール等の備考」
→ ユーザーの編集による追加を想定。
画面遷移図
https://www.figma.com/design/8ufxjUSCwOF9D7Y4nC7ZI3/Sound-Spot-Search_%E7%94%BB%E9%9D%A2%E9%81%B7%E7%A7%BB%E5%9B%B3?node-id=0-1&t=hnwtErcjwytmImqV-1
ER図