Customized R Markdown/Bookdown format functions for Japanese users
Beamer in Japanese
)pdf article in Japanese
)pdf vartical writing in Japanese
)pdf book in Japanese
, PDF および gitbook
テンプレートに沿った HTMLzxjatype
, luatex-ja
, を利用して和文表示をしています以下は rmdja 自身で作成したドキュメントです. HTML/PDF も用意しています.
PDF を出力したい (おそらくこのパッケージに関心を持った方はほとんど当てはまると思います) 場合は以下の要件も必要です
TeX Live 2020 以降相当の TeX 環境, 特に原ノ味フォントをインストールしていること[1]
もしくは TeX を完全にアンインストールした状態
cairo_pdf()
が動作する環境 Linux や Mac では必要な X11 や
cairo がインストールされていない可能性があります.
以下で確認できます.
capabilities()[c("cairo", "X11")]
もし FALSE
があるならば, たとえば Mac
なら以下のようにしてインストールします (homebrew が必要です).
# Cairo
brew install cairo
# X11
brew install --cask xquartz
注意: xquartz に関しては, 公式 https://www.xquartz.org/ からインストールしたほうが良いかもしれません.
後述の必要なパッケージや外部プログラムをインストールする
このパッケージをインストールする (remotes
パッケージを使うのが簡単です)
remotes::install_github('Gedevan-Aleksizde/rmdja', upgrade = "never")
注: 最近は master が更新されていませんので, development ブランチからのインストールを推奨します. テストが不完全なため master に反映していないだけなので, 基本的には master より development のほうが改良されています. 具体的には以下のようにします.
remotes::install_github('Gedevan-Aleksizde/rmdja@development', upgrade = "never")
特定のバージョンをインストールする場合は,
以下のようにして指定できます.
remotes::install_github('Gedevan-Aleksizde/rmdja', ref="v0.4", upgrade = "never")
または以下のような記法も可能です
remotes::install_github('Gedevan-Aleksizde/rmdja@v0.4', upgrade = "never")
@development
は開発中のバージョンです.
新機能が追加されてる場合もありますがバグも多いです.
ソースコードを理解して適宜修正できる自信のある方のみ使用してください.
remotes::install_github('Gedevan-Aleksizde/rmdja@development', upgrade = "never")
Windows OS では
Rtools
をインストールしていない場合, 上記 remotes::install_github()
では依存パッケージを自動インストールしてくれないことがあります.
Rtools をインストールするか,
依存パッケージを手動でインストールしてください. 必要なパッケージは
DESCRIPTION
の Imports
の項目に書かれています.
install.packages(c("rmarkdown", "bookdown", "commonmark", "styler"))
リリース一覧からダウンロードしたアーカイブファイルからインストールすることもできます.
TeX 環境を未インストールなら, ここでインストールします これはそれなりに時間がかかります. また, 初回のコンパイルにも追加ダウンロードで時間がかかるかもしれません.
tinytex::install_tinytex()
新規作成時に [R Markdown] -> [From Template] -> {rmdja}
のテンプレートのいずれかを選択します
resources/examples/beamer
にもいくつか使用例があります.フォントの指定 (オプション)
jfontpreset: bizud
jfontpreset: noto
jfontpreset: haranoaji
jfontpreset: hiragino-pro
でとりあえずは動くはずです.
zxjafont
, LuaLaTeX をお使いなら
luatex-ja
のプリセット名で指定できますexamples/beamer
以下の pdf を確認してください.NOTE: jmainfont
, jsansfont
, jmonofont
で書体ごとにフォントを設定できます. mainfont
/sansfont
/monofont
は欧文用です. 特に
monofont
/jamonofont
はソースコードの掲載に使われます.
プログラムの解説をしたい場合はM+やRictyなどのインストールを推奨します
NOTE: 現時点での XeLaTeX 版と LuaLaTeX 版の違いは以下のとおりです.
名称を変更したため旧バージョンは不要になります. アンインストールしてください
remove.packages("rmdCJK")
apt
を使わずインストールしたほうが良いですjecon.bst
が役に立つかも知れません
jplain.bst
, jipsj.bst
などの日本語対応スタイルがバンドルされていますが, jecon.bst
は日本語出力用のオプションが充実しています.日本語フォントを指定しなかった場合 (jfontpreset
未設定,
かつj~~font
の設定が3つ揃っていない場合),
OSを判別して以下のようにデフォルトフォントを決めています. これらは
(Linux 以外) OS標準インストールフォントのはずです.
Mac | Ubuntu | windows (8以降) | windows(それ以前) | それ以外 | |
---|---|---|---|---|---|
XeLaTeX | 游書体 | Noto | 游書体 | MSフォント | 原ノ味 |
LuaLaTeX | ヒラギノProN | Noto | 游書体 | MSフォント | 原ノ味 |
Ubuntu 18 以降の設定に準拠して Noto-CJK をデフォルトにしています. 他の
Linux 系 OS ならば, TeX Live 2020 以降で同梱されている原ノ味フォント
(haranoaji
) がデフォルトになるようにしています.
なお, Noto フォントのインストール方法は以下のようにします
Ubuntu/Debian:
sudo apt install fonts-noto-cjk-extra -t stretch-backports
Cent OS とか Fedora とか:
https://www.google.com/get/noto/help/install/
NOTE: monofont
/jamonofont
はソースコードの掲載に使われます.
M+やRictyなどのインストールを推奨します
XeLaTeX
ではヒラギノフォントのプリセットhiragino-pro
/hiragino-pron
は, OS
Xにバンドルされていないヒラギノ明朝 W2を必要とします.
インストールされていない場合, この設定ではエラーが発生します.\jfontspec
でフォント変更する歳, Noto
Serif CJK JP が読み込めないことがあります (原因調査中)examples/
以下に用例がいくつか存在します.
beamer_xelate.Rmd
beamer_lualatex.Rmd
*.pdf
はそれぞれに対応する出力例です.
各OSでよく使われるフォントを指定している以外は上記は全て同じです. 適当なディレクトリに上記いずれかをコピーしてknitしてみてください. コピーする際には
file.copy(system.file("resources/examples/beamer/beamer_xelatex.Rmd", package = "rmdja"), to = "./")
file.copy(system.file("resources/examples/beamer/beamer_lualatex.Rmd", package = "rmdja"), to = "./")
と言うふうにコピーすると楽です.
NOTE: 用例の一環として, knit時に同じフォルダに tab.tex
,
examples.bib
, .latexmkrc
というファイルが生成されます.
上書きに注意してください.
install.packages(
c("conflicted", "rmarkdown", "tidyverse", "ggthemes", "ggdag", "DiagrammeR", "xtables", "kableExtra", "stargazer", "tufte"),
dependencies = T)
install.packages("webshot")
webshot::install_install_phantomjs()
DOT言語で生成した画像を挿入する用例があるため, インストールが必要です
MAC:
brew install graphviz
Ubuntu:
sudo apt install graphiviz
以下の数々の資料に触発されて作りました
kazutan 氏による bookdown
日本語対応テンプレ
および kenjimyzk 氏によるその改良版
r-wakalang で rmarkdown
の不具合を指摘するや即座にプルリクエストを上げていただいた Atusy 氏
奥村晴彦氏の主催する TeX Forum で質問に答えて頂いた方々
この場を借りて感謝します
2020/9/19 Tokyo.R で本パッケージの機能を紹介しました.
bookdown
日本語版に対応ruby()
を追加get_CC()
を追加将来やってみたいこと. 詳細なスケジュール未定.
[1] 2019以前をお使いで, これから更新する場合は追加の手続きが必要らしいです. 参考: https://text.baldanders.info/remark/2020/04/haranoaji-fonts-with-texlive-2020/