TK11235 / udonarium

WebRTCを使ってブラウザ間通信を行うオンセツール
MIT License
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angular skyway typescript webrtc

ユドナリウム

ユドナリウム(Udonarium)はWebブラウザで動作するボードゲームオンラインセッション支援ツールです。

GitHub license

Udonarium

クイックスタート

今すぐ試して利用できる公開サーバを用意しています。
推奨ブラウザはデスクトップ版Google Chrome、またはデスクトップ版Mozilla Firefoxです。

ユドナリウムをはじめる

目次

機能

サーバ設置

ユーザ自身でWebサーバを用意してユドナリウムを利用することができます。

1. Webサーバにコンテンツを配置

ユドナリウムのリリース版(udonarium.zipをダウンロードして展開し、index.htmlなどコンテンツ一式をWebサーバに配置します。
必ずHTTPS環境のWebサーバに配置してください。

2. ユドナリウムバックエンドの配置

ユドナリウムバックエンドのサーバを準備します。
詳細はユドナリウムバックエンドのリポジトリのREADME.mdを参照してください。

3. ユドナリウムの設定ファイル変更

Webサーバに配置したユドナリウムのassets/config.yamlを編集して、backend.urlにユドナリウムバックエンドのURLを記述します。

backend:
  mode: skyway2023
  url: https://your-udonarium-backend-url/ #Your Backend API URL
...

Webブラウザからユドナリウムのindex.htmlにアクセスしてエラーが発生していなければ完了です。
上手く動作しない時は付属の上手くサーバで動かない時Q&A.txtを参照してください。

開発者クイックスタート

開発環境を用意するとソースコードの修正や機能追加を行うことができます。

開発環境

Node.jsnpmが必要です。

開発言語はTypeScriptを使用し、Angularのフレームワークを使用して実装されています。
環境構築の手順はAngular公式ページのチュートリアルを参考にしてください。

Angular CLI

開発を効率化するCLIツールとしてAngular CLIを利用しています。
ngコマンドを使用するのに必要です。

SkyWay

ユドナリウムはWebRTCを使用しており、WebRTC向けのサービスとしてSkyWayを利用しています。
SkyWayのアカウントとアプリケーション情報が必要です。

ユドナリウムバックエンド

SkyWayを利用するには認証トークン(SkyWay Auth Token)を都度作成する必要がありますが、Webブラウザ側で認証トークンを作成するのはセキュリティ上の観点から望ましくありません。
そこで、Webブラウザ側で実行できない処理はユドナリウムバックエンドのWeb APIとして実行します。

ローカル環境で開発を行う際には、ユドナリウムバックエンドの開発用ローカルサーバを使用することをおすすめします。

ユドナリウムの実行

リポジトリをダウンロードした後、初回はリポジトリのディレクトリで以下のコマンドを実行してください。

npm i

開発用ローカルサーバ

開発作業を行う際には、src/assets/config.yamlを編集してbackend.urlにユドナリウムバックエンドのURLを記述してください。

以下のコマンドを実行するとhttps://localhost:4200/でユドナリウムの開発用ローカルサーバが起動します。
必ず--sslオプションを使用してHTTPSのサーバを起動してください。SkyWayの一部の機能はHTTPS環境でしか実行できません。

ng serve --ssl

開発用ローカルサーバが起動している状態でソースコードを変更すると、アプリケーション全体が自動的にホットリロードされます。

本番環境向けビルド

以下のコマンドでソースコード全体のビルドを実行します。ビルド成果物はdistディレクトリ配下に格納されます。

ng build

開発に寄与する

バグを報告したり、ドキュメントを改善したり、開発の手助けをしたりしたいですか?

報告や要望の窓口としてGitHubのIssue、またはX(Twitter)を利用できます。
コードのPull Requestも歓迎です。

ただ、難易度や優先度の都合によりそっとしたままになる可能性があります。

報告

バグ報告では、バグを再現できる必要十分な条件について、分かっている範囲で詳しく書いてください。
基本的には「報告を受けて改修 → 次回更新時に反映」の流れで対応する予定です。

要望

機能要望では「何故それが必要なのか」について説明があると良いです。

Pull Request

作成したコードやドキュメントをこのリポジトリに反映させたい時はPull Request(PR)を送ってください。

PRのコードが完全ではない場合でも作業中PRとして送ることができます。
その場合、作業中である旨をPRタイトルか説明文に付け加えてください。

License

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